「お金第一主義」の男が選んだ人生のラスト(@シンドラーのリスト)

シンドラーのリスト

亡くなる前に「もっと人生楽しめばよかった。もっと冒険すればよかった。」と嘆く人が多いそうです。

自己啓発本の多くは、そのことを引用して以下のようにアドバイスします。

想像してください。今日はあなたの葬式です。どんな葬式ですか?どんな参列者がいますか?参列者はあなたにどんな言葉を投げかけていますか?」と。

ようするに、人生の終焉から逆算して人生でやるべきことを決めろ!というアドバイスです。

しかし、、、じぶんの葬式なんてイメージできないよ!そもそも素晴らしい葬式ってどんな葬式なんだろう?と疑問に感じる人も多いはずです。

今回ご紹介する映画は、あなたの道しるべになるかもしれない作品です。

是非、参考にしてください。

シンドラーのリスト【予告動画】

作品紹介(1993年、シンドラーズのリスト)

スティーヴン・スピルバーグ 監督、リーアム・ニーソン主演。

作品の舞台は第二次世界大戦中の東欧のドイツ占領地。組織的大量虐殺が進むなか、ドイツ人実業家のオスカー・シンドラーが1,100人以上ものポーランド系ユダヤ人の命を救う物語。実話。

ヒット作品を連発するもアカデミー賞から見放されてきたスティーヴン・スピルバーグ監督が、はじめてアカデミー監督・作品賞をダブル受賞した作品としても有名。

注目ポイント!

賃金の安いユダヤ人を工場で働かせることで利益を貪ったシンドラーは、奥さんに「わたしが成功した秘訣はなんだと思う?」と問います。その答えは「戦争」です。

シンドラーは戦争を利用して一生遊んで暮らせるほどのお金を手に入れることに成功したのです。作品の序盤は、ユダヤ人を「賃金の安い労働者」としてみなしているシンドラーの姿が描かれます。

しかしシンドラーの価値観は、戦争による惨状を目の当たりにすることで大きく変化していきます。そして最後にはお金を捨てて、ユダヤ人の命を救うのです!!

お金より大事なものがあるとすればそれは何か?

シンドラーはどのようにして「お金第一主義」の価値観を曲げたのか?

シンドラーが亡くなった後に、残ったものは何か???

これからどう生きるのか?」という問いを、わたしたちの情動にストレートに訴えてくる作品です。是非、観てください!

気ままな解説!

ココから先は、管理人の気ままな解説です。映画についての理解を深める手がかりとして活用してください。

ネタバレ警報

ここから先はネタバレを大きく含みます。映画を視聴した後に閲覧することを強くおススメします!

白黒映画

「シンドラーのリスト」は1993年に公開された作品にも関わらず、白黒映画です。

なぜ?白黒映画なのか?という疑問は、作品のラストシーンで回収されます。これぞ映画。。。

ネタバレになりますが、ラストシーンの葬式の場面はカラーで描かれます。シンドラーの人生が彩り豊かになるのは「死後」なんです。

「死んでしまってから評価されてもねぇ。」と思う人もいるかもしれませんが、死後に評価されることはシンドラーの望みでもありました。

シンドラーは作品のなかで語っています。「あいつ(シンドラー)は凄いことをやった!といわれる人生を送りたい。」と。

シンドラーの生前の願いは、まさに結実したのです!!!!

終活

今日本では「終活」がブームです。終活を終えて満足そうにしている。。。と思いきやそんなことはありません。

「終活は終わった。残りの人生どうしよう??」と悩んでいる高齢者はたくさんいます。

そういう人には是非ともシンドラーのように生きることをおススメしたいと思います。ようするに、「将来世代に何かをバトンタッチする」ような生き方です。

死ぬことにモチベーションを感じる人はいませんし、「あの世」に期待できる信仰心にあふれた人ばかりではないでしょう。

「死」や「あの世」に期待できないなら、じぶんが亡くなった後の人間たちに期待を込めてはいかがでしょうか??

目標は高ければ高いほどいいとよくいわれます。でも人生は短いです。想像以上に短いです。

「目標を高く持つ」、「人生は短い」という2点を同時にクリアする生き方として「将来世代にバトンタッチする」という生き方は合理的だと思います。

あなたはこれから先の人生、どんなものを残していきますか?